【野菜】トマト(小金瓜・蕃茄)|リコピンには強い抗酸化作用がある
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがある。
【栄養成分】
リコピン、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンB6、カリウム、ルチン
【おいしい時期】
・夏秋トマト:6月、7月、8月、9月(露地栽培は、北海道・茨城・福島で3割を生産)
・ハウス栽培に旬はない
【保存方法】
ビニール袋に入れて冷蔵庫で2~3日。冷やしすぎると味が落ちる。
【選び方】
〇枝が付いたまま完熟させたもののほうが栄養価が高い
×ヘタが乾いたもの。黒ずんでいるもの。
【種類】
サラダ用野菜とする日本人はピンク系を好む。味が濃厚で加熱するとうまみ成分が増すのは赤系。フルーツトマトは高糖度なトマトの呼び名。
■その他いろいろ
・農薬が心配ならば湯剥きを。
・加熱がおすすめ→ビタミンCは減少するものの、赤系トマトに多く含まれるリコピンは、加熱することで細胞壁が壊れ、油に溶けやすい性質もあいまって吸収率が3~4倍にアップするといわれている。
・ピンク系より赤系→皮の部分にある、黄色の色素にはカロテンが、赤い色素にはリコピンが含まれている。